greetings会長ごあいさつ

長崎県眼科医会 会長 三島 一晃

長崎県眼科医会は、長崎県内の開業医、勤務医として活動する眼科医ほぼ全員で構成された団体で、公益社団法人日本眼科医会に属しています。現在、会員数176名が所属しており、眼科医療機関74施設で医療業務にあたっています。この会員の中から会長、副会長、理事など十数名の役員と各部門の委員会を設置し、定期的な会議を行いながら、広く長崎県民に対し正しい眼科医療の啓発及び教育活動を行い、福祉増進並びに県民の保健・福祉の向上に寄与することを目的としています。

長崎県民の皆様のために公衆衛生活動は重要で、毎年、目の愛護デーに目の病気に関する記事を長崎新聞に掲載していただいております。また、視覚障碍者のためのロービジョンケアにも力を入れており、長崎ビジョンフェスタの後援や「長崎ロービジョンサポート眼鏡橋」なるリーフレットを作成し、ロービジョンの患者様の支援ができるよう活動しております。さらに、長崎県眼科医会では「長崎アイバンク」の角膜献眼登録の支援活動にも力を入れております。

近年、スマートフォン、タブレット、パソコンなど様々なIT技術の普及により、子供たちの近視の増加が危惧される傍ら、視力発達不良である弱視児童の早期発見・治療、色覚異常の正しい知識と対応についても活発に活動しています。令和5年4月に設立されたこども家庭庁が6月10日を「こどもの目の日」とし、“守ろうこどもの目”をスローガンに長崎県眼科医会も尽力してまいります。

「長崎県民の皆様の目の健康を守る」という基本理念をもとに、長崎県の隅々まで啓発活動が行き届きますよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。